医師とのよりよいコミュニケーションのために

SDM(エスディーエム)って何だろう

主治医の先生と話し合って一緒に治療方法を決めることです。

SDM(Shared Decision Making)とは、意思決定の共有といい、さまざまな治療の選択肢のなかから、患者さんと医師が治療方針を話し合って相互に納得して決定するプロセスを指します。
SDMには以下に示すようなさまざまなメリットがあり、あなたが治療に積極的に取り組んでいくためにとても大切なプロセスです。

主治医の先生と話し合って一緒に治療方法を決めることです。

SDMのメリット

(主治医)

患者さんの症状や副作用をより的確に把握できるため、より適した薬剤や剤形を提案することができる

患者さんが困っていることや置かれている状況、または患者さんが治療に対して望んでいることに基づいて、適切な治療の方向性を考えることができる

(患者さん)

病気の現状に適した薬剤・剤形を納得して選ぶことができる

どのような副作用が起こるかがあらかじめわかるため、あわてずに対応できる・治療計画の大まかな見通しがわかり、治療に前向きに取り組むことができる

一緒に治療を考えましょう